【2017年8月|住宅ローン金利予測】 固定金利は上昇、変動金利は変動無しと予測

6月から7月の金利動向のおさらい

6月から7月にかけての金利の変動は各金融機関によって異なっていました。

【表1】ソニー銀行と楽天銀行の6月・7月の10年固定金利型

6月 7月
ソニー銀行 0.91% 0.96%
楽天銀行 1.09% 1.08%

ソニー銀行が6月から7月にかけて適用金利を約0.05%上げている一方で、楽天銀行は適用金利を約0.01%下げており、金融機関によってまちまちな金利提示でした。

米国の中央銀行に当たるFRB(米連邦準備理事会)が6月中旬に金利の引き上げを行いましたが、日本の金融機関の金利の上げ下げにばらつきがあることを考えると、FRBの金利引き上げの影響はなかったと言えるでしょう。

8月の住宅ローン固定金利は上昇すると予測

6、7月の住宅ローン金利にばらつきがありましたが、8月は総じて上昇すると予測します。

その理由は、10年固定金利型の金利は10年国債金利に連動する傾向があり、その10年国債金利が7月下旬に上昇したためです。

【表2】10年国債金利の経過

基準日 10年 基準日 10年
H29.6.20 0.051% H29.7.20 0.074%
H29.6.21 0.055% H29.7.21 0.068%
H29.6.22 0.051% H29.7.24 0.069%
H29.6.23 0.051% H29.7.25 0.069%
H29.6.26 0.051% H29.7.26 0.080%

(財務省:国債金利情報から一部抜粋)

またソニー銀行の公式HP楽天銀行の公式HPで発表されている8月の住宅ローン金利を7月のものと比べても、総じて高くなっていることがわかります。

【表3】ソニー銀行の7月と8月の10年固定金利型

ソニー銀行 7月 8月 7月と8月の金利差
2年 0.723% 0.729% ▲0.006%
3年 0.735% 0.751% ▲0.016%
5年 0.824% 0.855% ▲0.031%
7年 0.857% 0.906% ▲0.049%
10年 0.857% 0.906% ▲0.049%

(ソニー銀行のHPを参考にWhatzMoney作成)

【表4】楽天銀行の7月と8月の10年固定金利型

楽天銀行 7月 8月 7月と8月の金利差
2年 0.86% 0.86% ▲0.002%
3年 0.87% 0.88% ▲0.007%
5年 0.91% 0.93% ▲0.023%
7年 0.97% 1.00% ▲0.031%
10年 1.08% 1.11% ▲0.030%

(楽天銀行のHPを参考にWhatzMoney作成)

10年国債の金利が上がっていること、ソニー銀行と楽天銀行も8月は金利を引き上げることから、8月の固定金利は上昇する可能性が高いでしょう。

変動金利は以前と変わらず

住宅ローンの金利選択型の金利が上昇した一方で、変動金利は以前一定のままです。

ソニー銀行の7月、8月の変動金利はいずれも0.499%で、楽天銀行でも7月と8月の変動金利は0.507%と変動はありませんでした。

まとめ

今回はソニー銀行と楽天銀行を例にとって、8月の金利を説明していきましたが、他の金融機関も固定金利型は総じて金利が上がると予測します。

一方で変動金利型は据え置きが継続すると予測します。

そしてFRBの金利引き上げも年内にもう一度計画されているため、各金融機関がどのように金利を動かすのか、今後も注視していきたいですね。

自宅の住宅ローンで計算してみる 住宅ローンを無料で相談してみる