工事請負契約書

工事請負契約書

住宅を建設する場合には、着工する前に、発注者である施主と受注者である施工業者の間で、「工事請負契約」を結びます。

建設業法では、のちのちのトラブルを防ぐために、契約事項を書面に記載し、署名または記名押印してお互いに取り交わすように義務づけています。

この書類を「工事請負契約書」といいます。

工事請負契約書の内容

この契約では一般的に、以下の内容が記載されます。

1.工事内容(工事名や工事場所内容を特定できる設計書類を含む)
2.着工の時期と工事完成の時期
3.検査時期
4.引渡し時期
5.請負代金の額
6.請負代金の支払時期と支払方法
7.履行延滞違約金(契約の工期内に工事が完成しない場合に、施工者が発注者に対して支払う違約金)

工事請負契約書で注意すること

工事請負契約書を補足するために、工事中に起こりうる様々なトラブルの解決方法などを詳細に文書にした「工事請負契約約款」、「設計図面」、「仕様書」、「工事代金内訳書」が添付されます。

特に注意する点は、

  1. 必要書類が全て揃っているか
  2. 図面・仕様書の内容や工事費は今まで説明を受けた内容どおりか
  3. 工事代金内訳書に記載のないものは別途費用がかかりますので、契約金額に含まれているもの・いないものの確認
  4. 設計や施工上の不都合により、雨漏りや排水不良、水漏れがあった場合、請負業者に責任を追及することができる「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」の内容や、任意の契約である「アフターサービス」の内容はどのようになっているか

工事請負契約書は内容が多岐にわたり複雑に感じるかもしれませんが、非常に大切な契約書です。

人任せにはせず、納得のいくまで説明を受け、発注者にとって不利な内容になっていないかなどをしっかり確認しましょう。

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