共働き夫婦もストレスフリーに!家事シェアがうまくいく「魔法のシート」って何?

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共働き家庭の忙しい毎日をうまく回していくためには、夫婦で「家事シェア」できているかがカギ。夫婦のどちらかに生活の変化があるタイミング(例えば奥さんが復職するなど)や、夫婦のどちらかが家事や育児に不満や負担を感じているようなら、ここはひとつ、じっくり「家事シェア」について話し合ってみませんか?

男性の家事時間は、この5年でたった5分しか増えていない!?

子育てをしながら共働きという世帯は年々増加しています。しかし、総務省が発表した「平成28年社会生活基本調査 生活時間に関する結果」によると……。

男性の家事時間:平成23年 12分 → 平成28年 17分
男性の育児時間:平成23年 39分 → 平成28年 49分
※総務省「平成28年社会生活基本調査 生活時間に関する結果」6歳未満の子供を持つ夫・妻の家事関連時間の推移 より

なんと、この5年間で男性が家事に関わる時間はたったの+5分、育児に関わる時間は+10分にとどまっています。これでは「ワンオペ育児」が流行語になるのもうなずけますね。

もちろんそれぞれの家庭に事情がありますし、「俺はもっと協力している!」という旦那さんもたくさんいらっしゃることでしょう。それでもまだまだ全体として見たときに、日本の男性の家事や育児への協力は世界各国と比較して圧倒的に少ないんです。


総務省 6歳未満の子供のいる夫・妻の家事関連時間(日本,アメリカ)(平成23年、28 年)より。日本の家事関連時間:「家事」,「介護・看護」,「育児」及び「買い物」の時間(週全体) アメリカの家事関連時間:「家事」,「買い物(物・サービス)」及び「家族のケア(育児を含む)」

夫婦が本音で話し合える魔法のシート!

さて、では男性にもっと積極的に家事や育児に参加してもらうためにはどうすればいいのでしょう?

そんなときにおすすめなのがこちら。内閣府男女共同参画局が提案している『夫婦が本音で話せる魔法のシート「○○家作戦会議」』です。
※リンク先からPDFでダウンロードできます。

政府が作ったものとは思えない(失礼!)おしゃれなデザイン!

確かにこのシートを活用することで、これまでお互いに伝えられていなかった本音もするりと出てくるかも。書き出したりグラフにすることで、家族の生活を“見える化”できるのだとか。

PART1のシートでお互いの暮らしに関する考えや思いを確認します。

今、自分がどんな暮らしをしているのか、思っていることを夫婦で伝えあいましょう。「こんなこと思っていたんだ!」と意外な事実が判明するかもしれないですね。

PART2で、今の暮らしと理想の暮らしをそれぞれグラフ化。理想に近づけるために、これからどのように取り組んでいけば良いかを話し合うことができます。

うちの家庭に必要な「家事シェア」はどんなこと?

PART3のシートでは具体的な家事、育児の協力体制について考えていきます。

例えば、
・奥さんが復職することで平日の掃除時間が取れなくなる!
→お掃除ロボやコードレス掃除機で負担を軽くする?でもその家電購入費はどうする?
・奥さんが意外と負担に感じていることは休日のご飯作りだった!
→休日の朝ごはんはパパと子どもが担当?週末のランチは旦那さんが担当?
などなど、各家庭でシェアが必要な家事やシェア方法が浮かび上がってきます。

家事シェアする対象も、旦那さんだけでなく、子どもに手伝ってもらったり、便利家電を導入したり、代行サービスの利用を検討したりなど、いろいろな選択肢がありそうですね。負担に感じている家事は、思い切って「やめる」というのもありかもしれません。

それでも時間が足りないという家庭は「パラレル家事」を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。パラレル家事とは、例えば奥さんが料理をしている間に旦那さんが食卓の準備をする、奥さんが掃除機をかけている間に旦那さんがお風呂掃除をするなど、どちらか一方だけが家事をするのではなく、二人が同時に別の家事をすること。効率も良く「いつも私ばっかり」という精神的イライラが軽減されるメリットがあります。

最後にPART4のシートで家族の3年後について話し合ってみましょう。

3年後に限らず、この先に想定されることを書き出していけば、家族の目指すべき姿、必要な資金も見えてきます。

例えば、
・住宅ローンの固定金利期間が3年後に終わるから、住宅ローンの借り換えを検討してみようかな
・あと5年経つと水周りのリフォームを考えたほうがよさそう
・10年後には両親の介護が必要になるかも
・10年後には子どもが高校生に。その前から塾代がかかりそう
など、今からざっくりとでも未来のライフスタイルの変化に備える意識をするだけで気持ちに余裕が生まれます。

自分がどんな風に働いていたいのか?子どもとの時間はどんな風に変わっていくのか?など、未来を想像するのは楽しい時間になりそうですね。

まとめ

「家事シェア」について話し合うことは、夫婦の協力体制をいま一度考え直すきっかけとなります。

ちなみに、我が家は夫が料理できない代わりに洗い物は積極的にやってくれるなど、もともと家事シェアに関してあまり不満はありませんでした。でも、このシートを活用したところ、実は夫が勉強のための時間を作りたいと思っていることを知ることができたり、私の今後やっていきたい仕事についてもじっくり話せたり、とても有意義な時間となりました。お互いがどう支えあっていくのか再認識するためにも、ぜひ皆さんも夫婦で話し合う時間をとってみてください。

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