新生銀行の住宅ローンまとめ

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今回は、住宅ローンを検討していて「新生銀行」が気になっているという方必見です。他の銀行と比べて良いのか悪いのかわからず困っていませんか?新生銀行の住宅ローンについて、新生銀行ならではのメリットや、欠点だと気づいたものをまとめました。

これが新生銀行の住宅ローンの特徴

メリット

  • 毎月お得なキャンペーンを開催
  • 他にはない「安心パック」がある
  • 審査が一回で済む

デメリット

  • 変動金利型は半年で金利が上がる
  • 「諸費用6つの0円」だが、初期費用は実際安くない
  • 店舗が少ない

それでは、それぞれ詳しくみていきます。

メリット

毎月お得なキャンペーンを開催

新生銀行は住宅ローンにまつわる様々なキャンペーンを開催しています。2016年12月現在実施しているキャンペーンをみていきましょう。新生銀行の住宅ローンキャンペーンページはこちらです。なお、各種キャンペーン・プログラムとの併用はできません。

他にはない「安心パック」がある

2つ目のメリットは、「安心パック」という住宅ローンの付帯サービスがあることです。「安心パック」をさらに充実させた「安心パックW」もあり、これらが新生銀行の特徴的なサービスだと言われています。安心パックの料金は次の通りです。

事務取扱手数料は契約ごとに、安心パックW(ダブル)は162,000円(消費税込み)、安心パックは108,000円(消費税込み)、いずれも申し込まない場合は54,000円(消費税込み)です。

出典:新生銀行 住宅ローンサイト

「安心パック」はコントロール返済と安心保証付き団信というサービスをセットにしたものです。また、「安心パックW」は安心パックの内容に、病児保育サービスと家事代行・ハウスクリーニングサービスを加えたものになります。

では、それぞれのサービス内容を紹介します。

コントロール返済とは?

家計の負担が一時的に増えたときに、「一部繰上返済を行って返済期間が短縮された期間分だけ元金返済を休みにして、月々の支払いを少なくする(利息支払いのみにする)」ことができるサービスです。一部繰上返済手数料、コントロール返済手数料はどちらも0円です。ただし、ボーナス返済を設定されている場合は利用できないので注意しましょう。

安心保証付団信とは?

所定の要介護状態が180日以上継続した場合、または、公的介護保険制度の「要介護3以上」に認定された場合に、その時点での住宅ローン残高と同じ金額の介護保険金が支払われ、全て返済に充てられることでローン残高が0円になる特約付き団信のことです。保険料は新生銀行が負担します。

保険金が支払われるケースは次の通りです。

被保険者が(1)または(2)に該当した場合、保険契約者に保険金が支払われます。
(1)公的介護保険制度の要介護3以上に該当していると認定されたとき
(2)次のいずれかに該当し、その状態が該当した日から起算して継続して180日あることを医師によって診断確定されたとき
「歩行」、「衣服の着脱」、「入浴」、「食物の摂取」、「排泄」の5項目のうち1項目が全部介助、かつ他の1項目が全部介助または一部介助の状態に該当したとき
上記5項目のうち3項目が一部介助の状態に該当したとき
器質性認知症、かつ、意識障害のない状態において見当識障害があると診断確定されたとき

出典:新生銀行 住宅ローンサイト

病児保育サービス

急な体調不良や風邪などになった子どもを仕事で手が離せないときなどに、あなたに代わって専門の保育スタッフが預かってくれるサービスです。平日9:30 ~ 18:30まで預かってもらえるサービスで、当日朝8時の時点で待機している保育スタッフがいる場合は、当日の連絡でも対応してくれます。

サービス提供会社は、認定NPO法人のフローレンスという会社で、口コミを調べてみると質の良いサービスで評判も良いようです。

対象エリア:東京都23区全域と東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県の一部地域

家事代行サービス・ハウスクリーニングサービス

家事代行サービスでは、専門スタッフがあなたの代わりに掃除から料理、買い物まで、要望に合わせて、1回3時間家事を代行してくれます。ハウスクリーニングサービスは、プロの清掃スタッフが、汚れや状態に合った専用洗剤や資器材を駆使し、徹底的に綺麗に仕上げる「専門型」の清掃サービスです。サービス提供会社は家事代行サービスの大手の「株式会社ベアーズ」になります。

対象エリア:全国19都府県

もらえるクーポン数は借り入れ額によって変わる

安心パックWのサービスを利用する場合には、融資後に送付されるクーポンが、病児保育サービスは2枚、家事代行サービスは1枚、ハウスクリーニングサービスは内容に応じて1〜3枚 必要になります。

このクーポンは住宅ローンの借り入れ金額によって送付される枚数が決まります。

お借り入れ金額 クーポン交付枚数
3,000万円以上 50枚
2,500万円 ~ 2,990万円 40枚
2,000万円 ~ 2,490万円 30枚
1,500万円 ~ 1,990万円 20枚

※借り入れ金額1,500万円以上であることが、安心パックWの申し込み条件の1つです。

仮に3,000万円の借り入れた場合、50枚のクーポンがもらえます。株式会社ベアーズが提供する家事代行サービスの1番人気プラン「デラックス」コースは1時間あたり3,300円(税抜)です。新生銀行の「家事代行サービス」は1クーポンで3時間の家事代行サービスが利用できます。

仮にクーポン1枚で「デラックス」コースを利用した場合、3時間×3,300円(税抜)=10,692円の現金価値になります。すべてのクーポンを家事代行の「デラックス」コースで利用した場合の現金価値は、クーポン50枚×10,692円=534,600円になります。

安心パック・安心パックWのまとめ

安心パック、安心パックWについて、表でまとめてみました。

事務手数料 コントロール返済 安心保証付団信 病児保育サービス 家事代行・ハウスクリーニングサービス
新生銀行の住宅ローン(通常) 54,000円
+ 安心パック 108,000円
+ 安心パックW 162,000円

安心パックWは、独自性やインパクトが評価され、2014年「日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞しています。しかし、安心パックWの病児保育サービスや家事代行サービスは回数や地域が限定されています。事務手数料に対してのサービスの価値をどう評価するかは、人によるのではないかなと思います。

審査が一回で済む

新生銀行は「仮審査(=事前審査)」と呼ばれる予備審査を行っていません。端的に言うと、いきなり「本審査」ということになります。申し込みはWebまたは郵送で受け付けており、申し込み後、審査結果が通知されます。

その後、契約内容の確認を行い、最終的には来店して契約を結ぶことになります。仮審査・本審査という段階を踏まない分、借り入れまでの流れをシンプルに、そして早く進めることが可能です。

デメリット

では、新生銀行のデメリットを見ていきましょう。

変動金利型は半年で金利が上がる

デメリットとして、もっとも気をつけたいポイントは、変動金利タイプの当初借入金利として表示されている低金利が適用されるのは、最初の半年のみということです。具体的には、当初金利が年0.60%の時、半年後は年0.85%の金利になります。

半年後に金利タイプを変動金利タイプか当初固定金利タイプかを再選択することができますが、金利の優遇幅はかなり小さくなってしまいます。当初半年間の金利だけで選ぶと、後々後悔することになると思いますので、いつどれくらいの返済額になるのかしっかりと理解しておきましょう。

「諸費用6つの0円」だが、初期費用は実際安くない

2つ目のデメリットは、実際の初期費用はそれほど低いくはないということです。新生銀行は6つの0円として、諸費用が0円のものが多いということをホームページ上でも大々的にアピールしています。6つの0円の内容は、保証料、一部繰り上げ返済手数料、コントロール返済手数料、団信保険料、団信介護保証保険料、ATM利用料です。

しかし、一つ一つ見ていくと特別すごいという諸費用でもありません。保証料が無料なのは、普通銀行では珍しいことですが、ネット銀行の中では当たり前になっていることです。一部繰り上げ手数料が無料というのも、ネット銀行では当たり前で、今は大手都市銀行も、ネットでの手続の場合は無料としています。

また、コントロール返済手数料と団体信用介護保証保険料は、安心パックWと安心パックのサービスで、これらを利用するためには事務取扱い手数料としてプラス54,000円〜108,000円の支払いが必要になります。「6つの0円」は他の住宅ローンと比べて、それほどお得なわけではないということは気をつけておきたいですね。

ローン契約は店舗に行く必要があるのに、店舗が少ない

新生銀行の住宅ローンの契約では、最後の契約の際に必ず店舗に来店する必要があります。しかし、全国的にみると店舗の数はあまり多くありません。

例えば、東京などの首都圏にはいくつも店舗はあるのに対して、北海道・東北地方には札幌と仙台の2店舗のみ、北陸・東海地方には名古屋と栄、金沢の3店舗のみ、中国・四国・九州地方には広島と高松、福岡の3店舗のみと店舗数に差があります。

自分の住んでいる県に店舗がないとなると、何かと不便だと感じ、候補から外してしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。ただし、電話での相談は平日に加えて土日祝日も受け付けています。いくつかの住宅ローンセンターでは、アフターファイブ相談として夕方17:00〜19:00まで平日毎日開催しています。

店舗にいくことが可能な方や難しくない場合は、気軽に相談できる環境が整っているとも言えます。

通帳がない

新生銀行は、ネット銀行のように通帳がありません。家計の管理をしたいときなども、出入記録などは全てネット上でしか確認できません。そういう意味では、インターネットに不安がある方や、あまり操作に慣れていない方にとっては不向きな銀行かもしれません。

まとめ

新生銀行は、店舗型銀行にも関わらずネット銀行並みの金利とサービスを提供している銀行でした。しかし、メリットに対してデメリットもいくつか見受けられました。金利や総支払額の面で比較すると、ネット銀行には劣ってしまうようです。

ネット銀行と差別化している点として、店舗があり対面での相談・契約ができることが挙げられます。特に店舗は首都圏に充実していて時間のない会社員の方も相談しやすいような相談会が実施されています。シミュレーションをした上で、サービスや利便性も含めて、自分が良いと思う住宅ローンを選択することが大切です。

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